この記事では転職での職務経歴書のフォーマットの選び方をお伝えします。
まず転職活動の応募書類は何をもって良し悪しが決まるかですが、例えば職務経歴書であれば、
いい職務経歴書=書類選考に通る職務経歴書
です。
どんなにすごい内容が書かれていてもその応募企業が書類選考を通過さない限り「いい職務経歴書ではない」ということです。
逆を言えばどんなフォーマットでもどんな内容の職務経歴書でも書類選考に通れば、その企業にとっては「いい職務経歴書」になります。
身も蓋もないですね。
ですが、ほとんどの企業は内容によって書類を審査します。
職務経歴書はフォーマットが決まっていないためレイアウトや項目名などが違いますが本質はあなたの職務経歴を採用担当者に伝えるツールです。
この記事を読むと、職務経歴書のフォーマットの選び方がわかります。
また転職支援サイトでフォーマットをダウンロードしたが書き方がわからない方にも向けて解説します。
転職での職務経歴書のフォーマットはどんなものがいいのか
2大転職サービスのサンプルフォーマットを解説
あなたは転職支援サイトで職務経歴書をダウンロードしたことはありますか?
フォーマットがダウンロードできるのはとても便利ですよね。
ただ転職支援サイトからダウンロードしたフォーマットをそのまま使うことがいいとも限りません。
確かにサンプルに書かれている内容については大変参考になりますが、レイアウト自体が書きにくかったり、内容が伝わりにくくなっていると筆者は考えます。
まずは2大転職サービスのリクルートエージェントとdodaのサイトからダウンロードしたフォーマットを見ていきましょう。
両方のサイトには職種ごとにフォーマットがダウンロードできますがどの職種もレイアウトはほぼ同じです。
リクルートエージェントの職務経歴書フォーマット
上から順に
- 職務要約
- 年表式の職務経歴
- 活かせる経験・知識・技術
- 資格
- 自己PR
というレイアウトです。
dodaの職務経歴書フォーマット
上から順に
- 職務要約
- 年表式の職務経歴
- PCスキル
- 資格
- 自己PR
というレイアウトです。
二つとも似たようなレイアウトですね。
このレイアウトが書きにくさを出しています。
まず職務要約の後にすぐ職務経歴がきていますが採用担当者がパッと見ていきなり年表式の職務経歴に入るには前情報が少なすぎるので見るのが面倒だと感じそうです。
人気企業では1日に数百枚の応募書類を確認することもあるそうで、パッとみて読みにくい場合はその場で書類選考は落とされます。
ということでパッと見て読んで見たくなることから狙ってみましょう。
30代からでも異職種の転職に成功した職務経歴書フォーマット
では30代で異業種異職種の転職に成功した筆者が使用した職務経歴書をもとに解説していきましょう。
30代からでも転職に成功した職務経歴書のフォーマット
上から順に
- 職務要約
- 活かせる経験・知識・技術
- 資格
- 志望動機
- 年表式の職務経歴
これでスッキリ見せることができますね。
職務要約、活かせる経験・知識・技術、資格(スキル)、志望動機を前に持ってくることによってあなた自身が自分の経歴を体系立てて棚卸しすることができ、具体的な年表式の職務経歴に詳細を書いていくことができます。
そして書類を見る側もパッと目に入る1枚目にあなたの経歴の概要が伝わってくるため、興味を持ってもらいやすくなり、具体的な職務経歴を読んでもらえるようになります。
あまり気にとめることも少ないレイアウトですがしっかり戦略を持って選ぶことが大事です。
内定を取るための可能性をコツコツと積み上げていきましょう。
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